待機児童、教員の人員増減、子どもの学力低下、給付型奨学金等、教育にまつわる課題は、常に話題になっています。いつでもどこでも議論があることは、関心を集めている証拠で素晴らしい事ですが、果たして現場は前進しているのでしょうか?
いまの教育議論は現場に目が向いていますが、私は、今一度最終目標・ゴールの再認識を共有するべきだと思います。日本の教育をどこに導きたいのか、国家・政府・国民は一つの方向を向いているのでしょうか?
わたしは、子供の教育現場の改善の前に、最も子供に近い「親」の生き方や教育を充実・推進させていくべきだと考えます。今回の記事は、親の教育、親の理想像について意見していきます。

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子供は親の世界に生きている

子供が最も見本にするものは、学校の先生でもなければ、友達でもありません。本人の親です。先生や友達から影響を受けることも多くありますが、子供の基本的な性格・考え方は親によって造られます。仕事や趣味にも充実した向き合い方をしている親の子供は、勉強や趣味などにも充実した時間の使い方ができるようになります。ギャンブルやお酒にお金をつぎ込む親を見てきた子供たちは何の違和感もなく、同じ道へ歩みを進めていくのではないでしょうか。
生活様式だけではなく、食生活にもがっつりとその考え方はあてはまります。健康に気を配った食事をしてきた子供は、独り立ちしても健康に気を遣います。一方、ただ空腹を満たすために食事をしてきた子供は、腹が満たされることを第一条件に、美味しくても不健康な物、ジャンクフードやスナック菓子を多く摂取するデータがあります。
この様に、親の生き方は知らず知らずのうちに、様々な「当たり前」を子供に植え付けています。
だからこそ、まずは子供の一番の身近にいる親の教育が私は必要だと考えるのです。

ほとんどの子供が自分の親が一番正しいと思っている

どんな子供も親が好きだし、どんな親も子供が大好きです。自分が育ってきたように、またはそれ以上のものを子供に与えたいと考えています。自分の親がしてくれた大切なことを受け継ぎながら、自分も今までの経験で学んだ大切なことを上乗せして次の世代に紡いでいく、これが一般的な意見であり、いまの教育の基礎になっているのではないでしょうか。
いまの30〜40代(親世代)を育てた親たちは、戦後の経済成長を目指しひたむきに努力してきた世代です。恐らく当時は教育への熱は、そこまで重要視されていなかった(教育を充実させることは、まだ経済的・精神的な理由で難しかった?)なかで、親の姿勢を見て育ちました。だからこそ、次の世代もがんばり、先進国に追いつけ追い越せで猛スピードで成長してきました。それがかえって、子供の教育に非常に良い影響を与えたのではないでしょうか。当時の子供は、まず勉強ではなく、生き方を学んだのでしょう。

親が見本になるための生き方を学ぶ

子供周辺の環境整備をする前に、親達の生き方を見つめなおすことが子供の教育に直結すると私は考えます。

  • 毅然とした人間らしい生活をする
  • 子供の為を思うならば、見本になる生き方を生活の中で、その都度選択する
  • 子供に勉強しろ、というならば親も勉強する姿を見せなければ説得力がない

親が真面目に生きていくことは、生活水準向上にも直結します。金銭的な部分でも+αが見込めるのです。生活水準の高い家庭で育った子供は、そこを基準にものごとを考えるようになるので、自発的に努力をする習慣が当たり前に身に着くことも注目ポイントです。
 子供の教育に関する書籍を読むことは親の間でもかなり機会があるかと思います。しかし、親としての自分の教育法については、学ぶ機会は多くないと思います。「親としての在り方」について、勉強する機会を増やしていくことが必要です。

子供のために、親が学ぶ

今回の話の要点を3つにまとめます。

  1. 子供は親の背中を見て育つので、親は子供の見本にならなければいけない
  2. 最も影響を受けるのは、先生でも友達でもなく、親。
  3. 子供の教育の前に、親としての自分を教育する。

教育は、私達日本人それぞれが(義務教育以降の方々)身を以て体験してきました。だからこそ、外交や防災などと違い、より身近に・リアルに考える事ができる分野です。
今の教育に対して、国が定めたものだから、教育委員会が推奨しているものだから、と何も疑わずに受け入れるのではなく、自分が思う最良の教育を「子供のために」能動的に取り組んでいくことをお勧めします。

今回の記事は楽しんで頂けましたか?もしよろしければシェアしてください。またお会いできる日を楽しみにしております。

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